Vue 環境をローカルに構築する基本手順

2025-05-21
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Vue 環境をローカルに構築する基本手順

この記事では、ターミナルを使ってVueプロジェクトをローカルに構築する方法を、ステップごとに丁寧に解説します。Vue CLIではなく、Viteベースの最新の構築方法を取り上げ、依存関係の管理や開発サーバーの起動まで一通りの流れを紹介します。

Node.jsの確認

まず、Node.jsがインストールされているかを確認します。以下のコマンドをターミナルで実行してください。

node -v

バージョン番号が表示されればOKです。Node.jsがインストールされていない場合は、公式サイトからインストールしておきましょう。

Vueプロジェクトの作成

次に、ViteベースでVueプロジェクトを作成します。

npm create vue@latest

機能の選択

コマンド実行後、以下のように対話形式で質問されます。

  • プロジェクト名を入力
  • 必要な機能(TypeScript, Vue Router, Pinia など)をスペースキーで選択

必要な機能を選んだら、エンターキーを押して進みます。

プロジェクトディレクトリへ移動

プロジェクトが作成されたら、次のコマンドでそのディレクトリに移動します。

cd プロジェクト名

依存関係のインストール

続いて、依存パッケージをインストールします。

npm install

この操作で node_modules フォルダが生成され、ViteやVueなどの必要なライブラリが導入されます。

開発サーバーの起動

開発サーバーを起動するには以下のコマンドを使用します。

npm run dev

ブラウザで http://localhost:5173 などが開かれ、Vueアプリが表示されます。もし 「vite が見つかりません」 というエラーが出る場合は、viteが依存関係に含まれていないか、npm install を忘れている可能性があります。

機能の後付け

もしプロジェクト作成時に機能を選ばなかった場合でも、後から追加可能です。例として、Vue Router と Pinia を追加するコマンドはこちらです。

npm install vue-router pinia

さいごにまとめ

Vueプロジェクトの開発環境を構築する際は、以下の流れで作業を進めるのが基本です。

  • Node.jsのバージョン確認
  • npm create vue@latest によるプロジェクト作成
  • 対話形式での機能選択
  • 依存関係のインストール
  • npm run dev での開発サーバー起動
  • 機能の追加も後から柔軟に対応可能

構築にあたっては、コマンドの打ち間違いや依存関係の不足に注意しながら、確実に一つずつ手順を進めましょう。

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