既存のテーブルを使用する方法
WordPress で既存のテーブルを使用してデータを取得する基本的な方法を学ぶために、以下の簡単な PHP コード例を紹介します。この例では、wp_posts
テーブルから最新の 5 つの投稿を取得します。
コードの解説
global $wpdb;
は、WordPress データベースクラスのグローバルインスタンスにアクセスするためのコードです。
$query
に SQL 文を定義し、特定のデータを選択します。
$results
は$wpdb->get_results($query);
を使用してデータベースからデータを取得します。
PHP コード例
<?php
// WordPress のデータベースクラスにアクセス
global $wpdb;
// SQL クエリを準備(wp_posts から最新の 5 つの投稿を取得)
$query = "SELECT * FROM {$wpdb->prefix}posts WHERE post_status = 'publish' AND post_type = 'post' ORDER BY post_date DESC LIMIT 5";
// クエリを実行し、結果を取得
$results = $wpdb->get_results($query);
// 結果を表示
foreach ($results as $post) {
echo '<h2>' . $post->post_title . '</h2>';
echo '<p>' . $post->post_content . '</p>';
}
?>
このコードを WordPress のテーマファイル内、またはカスタムプラグイン内に配置することで、ブログの最新記事 5 件のタイトルと内容が表示されます。これは既存のテーブルを利用する非常に基本的な例であり、ここからさらに複雑なクエリへと進むことができます。データを安全に扱うために、SQL インジェクションなどのセキュリティリスクを考慮することが重要です。