WordPressでウェブサイトを運営している際、全てのページを検索エンジンにインデックスさせたくない場合があります。特に、送信完了ページやメンバーエリアのページ、プライバシーポリシーなどの内部ページは、公開の検索結果に表示させたくないことが多いです。以下に、特定の投稿ページや固定ページを検索エンジンのインデックスから除外する方法をいくつか紹介します。
1. メタタグを使用する
特定のページに直接メタタグを挿入する方法
<meta name="robots" content="noindex, follow">
この方法でページをインデックス対象外にすることができます。このメタタグは、ページのセクションに直接挿入します。
2. All in One SEO
All in One SEOのプラグインを使用している場合、プラグインの設定を通じて簡単にページをnoindexに設定することが可能です。特定の投稿ページもしくは固定ページを開きます。
ロボット設定をデフォルト設定から切り替えます
これで完了。
3. functions.phpファイルを編集する
テーマのfunctions.phpファイルにカスタム関数を追加することで、特定のページに自動的にnoindexメタタグを挿入することができます。例えば、以下のコードをfunctions.phpに追加することで、ページのスラッグが’thank-you’のページにnoindexを設定できます。
function add_noindex_to_thankyou_page() {
if (is_page('thank-you')) { // 'thank-you'はThank Youページのスラッグ。実際のものに置き換えてください。
echo '<meta name="robots" content="noindex, follow" />';
}
}
add_action('wp_head', 'add_noindex_to_thankyou_page');
4. .htaccessファイルを使用する
この方法は少し高度ですが、ウェブサーバーの設定ファイルである.htaccess
を編集して、特定のURLパスに対してnoindexヘッダーを追加することができます。ただし、この方法はサーバーの設定に精通している場合にのみ推奨されます。
まとめ
どの方法を選択するかは、サイトの設定や管理のしやすさによって異なります。多くの場合、プラグインを使用するか、functions.php
にコードを追加する方法が最も簡単で安全です。
これらの方法を通じて、不要なページを検索エンジンのインデックスから除外し、より効果的なサイト運営を目指しましょう。